酵素風呂に行きたいけど、匂いが臭いと言われてるから、正直行くのをためらっている。
そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、酵素風呂の匂いが臭い理由と、臭くない酵素風呂施設の特徴をご紹介していきます。
目次を用意していますので、気になるところからチェックしてみてください。
酵素風呂の匂いが臭いと言われる理由
酵素風呂特有の匂いは「米ぬかを発酵させた自然の香り」がベースになっています。
しかし中には「なんか臭い」「苦手な匂い」と感じる方も。
ここでは、その理由を3つに分けて解説します。
米ぬかそのものの匂い
まず最も基本的な原因は、米ぬかやおがくずなどの自然素材の匂いです。
これはぬか漬けなどと同じように、発酵前からすでに独特の香りを持っています。
ぬかの匂い自体が苦手という方にとっては、この時点で「臭い」と感じてしまうかもしれません。
発酵によって発生
酵素風呂の最大の特徴は、発酵の熱で体を温めるという点です。
この「発酵」過程では、微生物が活発に働いて熱を生み出すと同時に、独特の発酵臭を発します。
特に温度や湿度管理が不十分な場合には、香りが強くなり、「アンモニア臭」「古漬けのような匂い」に感じられることも。
つまり、正しく管理されていない酵素床は、強い匂いの原因になるのです。
雑菌が繁殖している
最も注意すべき原因が、酵素床の衛生管理が不十分な場合です。
本来、発酵に使われる菌は善玉菌が主役ですが、温度や湿度、清掃状況が不適切だと、雑菌が混入しやすくなります。
そうすると、「酸っぱい臭い」「腐敗臭」のような嫌な匂いが発生してしまうのです。
日本酵素風呂協会認定の施設では、こうした衛生管理の基準が明確に定められており、菌の健全な発酵環境が守られています。
臭くない酵素風呂施設の特徴
酵素風呂には、「え?全然臭くない!」と驚かれるような快適な施設も存在します。
ここでは、そんな施設が共通して持っている特徴を3つご紹介します。
発酵人間の開業サポートを受けている施設
全国の酵素風呂施設の中でも、発酵人間の開業サポートを受けているサロンは、設備・材料・菌の管理方法までトータルで整えられています。
特に酵素床の菌バランスや発酵促進技術にこだわっており、においの問題が起こりづらい仕組みが構築されています。
「臭くない酵素風呂を探している」という方は、まず発酵人間サポート施設を選ぶのが間違いありません。
メンテナンスを丁寧に行なっている
毎日の撹拌(かくはん)・空気の入れ替え・温度や湿度の調整など、酵素床のメンテナンスを丁寧に行っている施設では、自然なぬかの香りがほのかに漂うだけで、不快な臭いにはなりません。
逆に「とにかく匂いが強い」と感じる施設は、こうした日々のメンテナンスが疎かになっている可能性が高いです。
メンテナンス状況は、実際に行ってスタッフの対応や店内の清潔感からも見えてきます。
日本酵素風呂協会の衛生検査を受けている
顧客目線の酵素風呂施設では、日本酵素風呂協会の衛生検査を活用している施設が多いです。
目に見えない微生物の発酵だからこそ、目に見える検査をすることが大切です。
感覚だけではなく、目に見えるデータを元に酵素風呂の管理をすることで、より香りが良く高品質な酵素風呂が運営可能になります。
このような環境づくりは、日本酵素風呂協会が推奨する施設づくりの考え方にも通じており、信頼できるサロン選びの基準にもなります。
まとめ
酵素風呂の匂いが「臭い」と言われる原因の多くは、発酵時の香りや管理状態によるものです。
とくに雑菌が繁殖していたり、温度管理が不十分な場合には、独特なニオイが強く出てしまうこともあります。
ですが、しっかりと環境管理された酵素風呂施設では、ほのかにぬかの香りがする程度で、むしろ「自然の香りが心地よい」と感じる方も多いのが事実です。
「ニオイが気になって足が遠のいていた…」という方も、酵素環境や衛生面まで徹底された日本酵素風呂協会認定施設や、発酵人間がサポートする酵素風呂サロンであれば、快適な空間で安心して酵素浴を楽しめるはずです。
自然の力が活きる清潔な酵素風呂で、ぜひ本来の心地よさを体感してみてください。
日本酵素風呂協会:https://jenzba.or.jp